白内障手術Cataract

レンズの種類と価格について

各眼内レンズを使用した場合の費用

眼内レンズにはいくつか種類があるため、自分に合うレンズはどれなのか迷われる方もいらっしゃると思います。
以下の表を参考に自分に適するレンズを探してみましょう。

単焦点眼内レンズ
手術費用(片眼) 手術費用(両眼)
1割負担の方(保険診療) 約15,000円~ 約30,000円~
2割負担の方(保険診療) 約30,000円~ 約60,000円~
3割負担の方(保険診療) 約45,000円~ 約90,000円~
多焦点眼内レンズ(自由診療)
レンズ AT LISA tri AT LISA tri Fine Vision Fine Vision LENTIS LENTIS Mini Well Mini Well
会社名 Carl Zeiss physIOL oculentis SIFI
生産国 ドイツ ベルギー ドイツ イタリア
構造 回折型3焦点
(プレートタイプ)
回折型3焦点 分節屈折型2焦点
(プレートタイプ)
焦点深度を深くする特殊な設計
特徴 中心4.34mmは3焦点
(遠・中・近)
4.34~6.0mmは2焦点
(遠・近)
遠と近、遠と中の2種類のレンズを組み合わせたもの 中心と上が遠方、下が近方 周辺が遠方の単焦点、中心に行くほど近方に焦点が合う
メリット
  • 遠、近だけでなく中間にピントが合う
  • 瞳孔径の影響を受けにくい
  • 暗所でも良好な近方視が得られる
  • 全ての目に対応できる
  • 手元もよく見える
  • 瞳孔径の影響を受けにくい
  • ハロー、グレアはあるが他の回折型より少ない
  • 光損失が5%と少なく、見え方くっきり
  • コントラスト感度が良好
  • ハロー、グレアが最も少ない
  • まぶしさを感じにくい
  • 滑らかな度数移行のため、全距離において見え方の質が高い
  • ハロー、グレアがほとんどない
  • コントラストは単焦点と同等
デメリット
  • 回折構造のため14%の光損失
  • waxy vision(なんとなくぼやける、かすむ)
  • 回折構造のため14%の光損失
  • ハロー、グレアが起こる可能性がある
  • waxy vision(なんとなくぼやける、かすむ)
  • ゴーストが起こる可能性がある
  • 手元の見え方はやや弱い
  • 目の形状によって使用できる人が限定される
  • 暗いところで手元が見えにくい
価格(片眼)

550,000(税込)

495,000(税込)※疎水性

乱視タイプ
495,000(税込)※親水性

440,000(税込)

乱視タイプ
495,000円(税込)

440,000(税込)

乱視タイプ
495,000(税込)

IC-8とは?

中心1.36mmの穴の空いたリング状の模様が入った眼内レンズです。
このレンズには以下のメリットがあります。

  • 中心の穴は、焦点が合わない光を遮断し焦点が合っている光のみを通すため、焦点深度が深まり遠方・中間・近方全ての距離でクリアな視界を実現。
  • 夜間視力の質も問題なく、ハローやグレアなどの合併症も少ない。
  • IC-8は片眼に挿入するだけで遠・中・近良好な視力を得ることが可能。
  • 屈折矯正術後に不正乱視を伴っている方や、眼に外傷がある方でも視機能の改善が期待できる。

IC-8

多焦点眼内レンズにむいてない方

  • ・夜間運転が多い方⇒慣れるまでは夜間や暗所での光がまぶしいため
  • ・神経質な方⇒全ての距離に、きちんとピントが合うわけではないため

※多焦点眼内レンズは従来の単焦点眼内レンズと異なり、遠くも近くもピントを合わせることは可能ですが、人工のものなので、若い頃の見え方とは異なります。また、全体的にピントが僅かながら甘くなってしまう特性があります。それらが気になる方は、多焦点眼内レンズの見え方に適応できない可能性がある為、単焦点眼内レンズをお勧めすることもあります。

IC-8の費用

  • 片眼:550,000円(税込) / 両眼:1,100,000円(税込)

術前検査から手術後6ヶ月までの手術に関わる検査、薬剤代金を含みます。

お支払い方法

現金払い、各種クレジットカードに対応しております。

ご利用いただけるカードはVISA、MasterCard、JCB、AMERICAN EXPRESS、NICOS、UFJ、DC、DinersClubとなっています。

各種医療保険等の申請について

当院は「多焦点眼内レンズを用いた水晶体再建術」の認定施設の為、任意で加入されている医療保険、手術給付金が受けられます。
保険会社や契約内容で支給対象が異なりますので、ご自身にてご契約の保険会社にお問い合わせ下さい。
手術給付金を請求する場合には、医師の診断書が必要になります。保険会社によっては所定の用紙を準備している事もありますので併せてお尋ね下さい。
※当院では、診断書の作成に5,500円(税込)が必要となり、約2週間のお時間を頂いております。予め御了承下さい。

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